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よくある質問-メディカルダイエット-


マンジャロと普通のダイエットの違いは?

普通のダイエットは個人の努力に頼るため挫折しやすく、自分を責めてしまうことも。マンジャロは食欲を抑える薬で、無理なく食事量を減らせるため体重減少の成功率が上がり、自信もつきやすくなります。
ただし、薬の力に甘えるだけで食事運動習慣を整える意識がないとリバウンドや健康リスクもあるので、医師の指導のもと、後々のことを考えた計画的な生活習慣の改善が大切です。

マンジャロとはどのようなお薬?

マンジャロ(チルゼパチド)はGLP-1とGIPというホルモンの働きをサポートする注射薬です。
脳の満腹中枢に作用して自然に食欲を抑えたり、胃の動きをゆっくりにして満腹感を持続させたりする効果が期待されます。

どんな人が治療対象?

当院では、BMI25以上かつ18歳~65歳の方を対象にしています。妊娠中・授乳中の方や腸閉塞、甲状腺がんの病歴がある方は対象外です。
診察で体の状態を確認し、安全に使用できるか医師が判断します。

なぜBMI25以上が対象?

BMI25以上は日本で肥満とされ、健康リスクが高くなります。小柄な方の場合、BMIと実際の肥満度に誤差がでるため、当院では誤差を補正する「修正BMI」も活用して、小柄な方でも適切に評価できるようにしています。

痩せている人が使うとどうなる?

体重がすでに低い状態で使うと、筋肉が減ってリバウンドしやすくなったり、栄養不足や骨粗鬆症になったり、ホルモンが乱れて月経が止まるなどのリスクがあります。特に急激に体重を5~10%以上減らした場合や体脂肪率18%以下やBMI19未満になると危険が高まります。
また、すでに痩せている方の無理なダイエットは、低血糖になったり心を病む危険があります。

効果はすぐ出る?

早い方は注射した当日から食欲が減ることもありますが、効果の出方は個人差があります。
4週間で効果を感じない場合は、医師が用量を調整することで効くことがあります。

保険は使える?費用が高い理由は?

マンジャロは現在保険適用外のため、診察料や薬代が全額自己負担になります。
料金には薬のコストだけでなく、医師の専門的な指導にかかる費用も含まれています。

他の病院で治療中でも受けられる?

ほとんどの場合は併用可能ですが、安全のため現在の治療や薬の状況を確認します。お薬手帳や検査結果をお持ちください。必要に応じて主治医からの紹介状が必要です。

うつ症状や自殺念慮のリスクは?

これまでの研究では、肥満の方にマンジャロを使った場合にうつや自殺念慮が悪化するという証拠はなく、むしろ生活の質が改善する傾向が示されています。不安があれば、診察時に遠慮なくご相談ください。

通院頻度は?

当院では月1回の通院をお願いしています。
体調のチェックや薬の調整、生活習慣の見直しを行いながら、リバウンドしにくい体づくりをサポートします。

リバウンドはある?

薬をやめたとき、太っていた時の生活に戻ってしまうと、体重も元に戻ってしまいます。ダイエットしながら自分なりの節度ある食事運動習慣を整えて、それを維持していけばリバウンドは防げます。
薬はアシスト役であり、生活改善が本当の成功のカギです。

可変セットポイントモデルとは?

体の自然な体重のセットポイントは生活習慣によって変わるという考え方です。マンジャロはその変化を助けてくれる薬です。

なぜリバウンドしやすい?

体重を急に減らすと体が飢餓状態と判断し、代謝を下げてカロリーの燃焼を減らしたり食欲を強めたりして元の体重のセットポイントに体重を戻そうとします。これを防ぐには、生活習慣を整えながらゆっくり体重を減らすことが大切です。
適切な体重減少のスピードは医師がアドバイスします。

マンジャロはセットポイントにどう作用?

マンジャロは脳の「今の体重がセットポイントだ」という感覚をゆるめてくれます。この間に生活習慣を整えて時間をかけると、体に新しい体重のセットポイントが定着していきます。

治療はどう進める?

①導入ステージ(1~2ヶ月目)は体調や副作用を見ながら薬の量を調整。
②減量ステージ(3~4ヶ月目)は体重を少しずつ減らし生活習慣を整える。
③完成ステージ(5~7ヶ月目)で薬を減らし、新しい体重を体に定着させます。
ゴールとなる体重までどれだけ体重をへらさなければならないかで、全体のスケジュールに長短の差がでます。

成功のコツは?

月に2~4kgのペースで無理なく痩せるのが理想です。
空腹を我慢しすぎず、軽い運動で筋肉を保ちつつ、半年〜1年かけて習慣を整えていきます。

薬をやめたら体重は戻る?

薬をやめても、新しい生活習慣が身についていて体重セットポイントが定着していれば、体重は戻りにくくなります。医師と相談しながら少しずつ薬を減らしていくのが安全です。

メディカルダイエットはなぜ“体にやさしい”の?

脳や体の仕組みに合わせて、無理な努力なく食欲と体重を整える方法です。無理な努力がない分、反動が少なく長く続けやすいので、心と体にやさしいダイエットといえます。
ただし、そのやさしさに甘えるばかりではいけません。医師のアドバイスにしたがって、リバウンドを予防するために節度ある食習慣と適度な運動の習慣を自分に定着させましょう。

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